top of page

朝日遊郭

 呉の遊郭は、軍港設置とともに海軍当局の指示にもとに地元有力者によって、現在の朝日町(呉医師会病院の敷地)に設置された。1933年に発行された『呉軍港案内』には、「近年カフェーの圧迫に対抗するためすこぶる洋風モダン化して、建築なども、洋風の豪華を競うようになった」とある。絵葉書の中の「朝日遊郭」は、明治末の頃の朝日遊郭であると推定される。 

 かつて朝日遊郭があった場所には医師会病院がある。痕跡は「朝日橋」という名前だけである。

IMG_20181101_0001.jpg
bottom of page