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澤原家は、呉市の初代市長を輩出するなど呉市においてもっとも有名な旧家。邸宅といわゆる三ツ蔵は、市街地に近いながら奇跡的に空襲の被害を免れた。三ツ蔵は、「この世界の片隅に」で主人公のすずが家から買い物に出かけるときなど、前を通る場面で描かれている
澤原家当主として鎮守府開設に尽力した澤原為綱の立像は、もともと1933年に二河公園に設置されていた。しかし銅像部分は、戦時中金属として供出され、台座は、道路建設に伴い、現在「歴史の見える丘」に移築されてる。